フランスの刑事施設医療を長年研究するとともに日本の刑事施設医療の問題点を専門的見地から指摘し、改革を提言してきた赤池一将氏、元法務省保護局長で現在は更生保護法人理事長として刑務所出所者を直接的に支援している古畑恒雄氏をお招きし、セミナーを開催いたします。
フランスの刑事施設医療を長年研究するとともに日本の刑事施設医療の問題点を専門的見地から指摘し、改革を提言してきた赤池一将氏、元法務省保護局長で現在は更生保護法人理事長として刑務所出所者を直接的に支援している古畑恒雄氏をお招きし、セミナーを開催いたします。
監獄人権センターでは、ペナル・リフォーム・インターナショナル、ノッティンガム大学が2018 年に発表した
「Life imprisonment: A policy briefing」(終身刑:政策提言)の全文を日本語に翻訳しました。この政策提言は、国連や加盟国に対して、終身刑のガイドラインを再考、改訂、更新することを具体的に求めるものです。
死刑を執行する国が年々減少するなか、国連やさまざまな国際レベルの会議においても、終身刑のあり方についての議論を早急に始めることが求められています。専門家レベル、あるいは市民レベルでの議論の際に、この政策提言をご活用いただけますと幸いです。
人権セミナー「社会復帰の是非を考える死刑廃止後の刑罰のあり方─仮釈放のない終身刑導入の問題点」
昨年末、死刑制度の是非を議論する超党派の議員連盟「日本の死刑制度の今後を考える議員の会」が設立され、日本でもようやく、死刑制度が廃止された場合の代替刑について、検討が始まっています。
とりわけ早急な検討が必要とされているのが、死刑で命を奪われない代わりに二度と社会に出ることを許さない、「仮釈放のない終身刑」の導入の是非です。
終身刑は、死刑を廃止した多くの国や地域において、重大な犯罪に対する極刑として採用されています。しかしながら、終身刑の具体的な態様や運用の在り方については、法律専門家のあいだでも、あまり知られていません。
死刑を執行する国が年々減少するなか、国連やさまざまな国際レベルの会議においても、終身刑のあり方についての議論を早急に始めることが求められているのです。
「仮釈放のない終身刑」は国際基準として認められるべきなのか、また、日本で導入された場合にどのような影響をもたらすのか、みなさんとともに、考えたいと思います。
日時:2019年5月13日(月)午後5時30分~7時30分(開場:午後5時)
会場:衆議院第二議員会館 地下1階第1会議室(東京都千代田区永田町2丁目1-2)
https://goo.gl/maps/5aUkZTuU4c12
報告者
大野鉄平(弁護士・監獄人権センター事務局長)
田鎖麻衣子(弁護士・一橋大学法学研究科非常勤講師)
参加費:無料
定 員:100名
※事前予約不要、先着順※
※ロビーで通行証を配布します※
主催:NPO法人 監獄人権センター
チラシのダウンロードはこちらから
問合せ:氏名、電話番号、連絡先(FAX 番号又はメールアドレス)を明記のうえ、メールかFAXで監獄人権センターまで
メール: cpr@cpr.jca.apc.org
FAX:03-5379-5055
カルロス・ゴーン日産前会長の長期の勾留で、日本の刑事拘禁のあり方に、国内外から注目が集まっています。
本人の健康状態の悪化に加えて、一部メディアでは「国際基準に反している」とまで報じられたものの、そもそも日本の刑事拘禁の何が問題なのか?国際基準とは何なのか?といった基本的な情報を正確に把握し、理解する機会が、市民のあいだでも必要とされています。
このセミナーでは、
「重い病気を理由に、勾留や実刑を停止して、治療や入院はできる?」
「人質司法とは?どんな問題が起きているの?」
といったテーマを中心に、海外との比較も含め、わかりやすく解説します。
日本の刑事司法制度について知り、理解を深める機会になれば幸いです。
日時:2019年4月2日(火)午後5時30分~7時30分(開場:午後5時)
会場:衆議院第二議員会館 地下1階第1会議室(東京都千代田区永田町2丁目1-2)
https://goo.gl/maps/5aUkZTuU4c12
講 師:海渡雄一(弁護士・監獄人権センター代表)
田鎖麻衣子(弁護士・一橋大学法学研究科非常勤講師)
参加費:無料
定 員:100名
※事前予約不要、先着順※
※ロビーで通行証を配布します※
主催:NPO法人 監獄人権センター
「2018年度ファイザープログラム~心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援」助成事業
問合せ:氏名、電話番号、連絡先(FAX 番号又はメールアドレス)を明記のうえ、メールかFAXで監獄人権センターまで
メール: cpr@cpr.jca.apc.org
FAX:03-5379-5055
2019年2月20日、国際人権連盟(FIDH)及び、監獄人権センター(FIDH加盟団体)は、共同プレスリリース「【日本】カルロス・ゴーン氏の訴追が明らかにする刑事司法制度の欠陥」を配信いたしました。
2018年12月27日、NPO法人監獄人権センターは山下貴司法務大臣による死刑執行を受け、抗議声明「山下法務大臣による死刑執行に抗議する」を発表いたしました。
CrimeInfoは、龍谷大学 犯罪学研究センターとの共催で、「刑務所の『いま』を知る写真展」を龍谷大学深草キャンパスで開催します。
皆様のご来場をお待ちしております。
2018年初春、法務省矯正局と各刑事施設の全面的な協力により、東京工芸大学芸術学部写真学科で学ぶ6名の学生が、刑務所・拘置所を訪れました。
受刑者の日常の一端にはじめて触れた学生たちがそれぞれの感性で表現した写真を通し、刑務所の「いま」について、一緒に考えてみませんか。
展示期間:2019年1月9日(水)~19日(土)11時~16時
*13日(日)は休館、最終日 19日(土) は15時まで
展示会場:龍谷大学 深草キャンパス 至心館2F パドマ
住所:京都府京都市伏見区深草塚本町67
入場料:無料、申込不要
主催:CrimeInfo
共催:龍谷大学 犯罪学研究センター
撮影:鬼頭佑輔/木村戒/佐藤海帆/生原かれん/松村誠也/横山渚(五十音順)
撮影施設:栃木刑務所/黒羽刑務所/千葉刑務所/東京拘置所/府中刑務所/東日本成人矯正医療センター
撮影・展覧会/ディレクター:上田 耕一郎(東京工芸大学芸術学部写真学科准教授)
撮影・展示/構成:田中 仁(東京工芸大学芸術学部写真学科教授)
プリント・展示/コーディネーター:菅泉亜沙子(東京工芸大学芸術学部写真学科助手)
協力:龍谷大学 人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター、龍谷大学 矯正・保護総合センター 刑事司法未来プロジェクト
*写真展に関するお問い合わせ
CrimeInfo info@crimeinfo.jp
龍谷大学犯罪学研究センター crimrc2016@ad.ryukoku.ac.jp [URL] https://crimrc.ryukoku.ac.jp
*イベントのチラシダウンロード
刑務所の「いま」を知る写真展チラシpdf
今回の写真展の企画構想に携わる佐藤舞さんが、日本の刑事政策の中でも死刑制度をテーマにした講義を実施します。
1/12(土)開催 「龍谷・犯罪学」トライアル授業
担当教員:佐藤 舞(本学 犯罪学研究センター嘱託研究員、レディング大学准教授)
テーマ:“Public attitudes towards the death penalty in Japan”/“Situating death penalty support within an international context”
(日英併記)http://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-2444.html
申込:必要・参加無料
CrimeInfoは、一橋大学附属図書館の協賛で、「刑務所の『いま』を知る写真展」を一橋大学附属図書館展示室(時計台棟1階)で開催します。
皆様のご来場をお待ちしております。
2018年初春、法務省矯正局と各刑事施設の全面的な協力により、東京工芸大学芸術学部写真学科で学ぶ6名の学生が、刑務所・拘置所を訪れました。
受刑者の日常の一端にはじめて触れた学生たちがそれぞれの感性で表現した写真を通し、刑務所の「いま」について、一緒に考えてみませんか。
展示期間:2018年12月14日(金)~21日(金)10時~17時
*15日(土)・16日(日)は休館、最終日 21日(金) は正午まで
展示会場:一橋大学附属図書館 図書館展示室(時計台棟1階)
東京都国立市中2-1 一橋大学国立「西キャンパス」
入場料:無料、申込不要
主催:CrimeInfo
協賛:一橋大学附属図書館
撮影:鬼頭佑輔/木村戒/佐藤海帆/生原かれん/松村誠也/横山渚(五十音順)
撮影施設:栃木刑務所/黒羽刑務所/千葉刑務所/東京拘置所/府中刑務所/東日本成人矯正医療センター
撮影・展覧会/ディレクター:上田 耕一郎(東京工芸大学芸術学部写真学科准教授)
撮影・展示/構成:田中 仁(東京工芸大学芸術学部写真学科教授)
プリント・展示/コーディネーター:菅泉亜沙子(東京工芸大学芸術学部写真学科助手)
*写真展に関するお問い合わせは
info@crimeinfo.jp までメールでお送り下さい。
*イベントのチラシダウンロード
刑務所の「いま」を知る写真展チラシpdf
*附属図書館本館1階の読書スペース“Yomocca”で、12月27日(木)まで関連図書を展示します。
一橋大学ウェブサイト
http://www.lib.hit-u.ac.jp/news_detail/n/20181207/
下関駅放火事件の被告人の男性の刑務所出所後の生活サポートを行っている奥田知志氏、男性と奥田氏との交流の様子を追ったドキュメンタリー「生き直したい~服役11回 更生の支え」を制作した長塚洋氏を迎え、受刑者の社会復帰、福祉のあり方について、お話いただきます。